桃色物語

パーソナルカラー診断とは?似合う色でもっと魅力的に

 

「似合うか分からない」「華やかな色に憧れるのについ暗い無難な色を選んでしまう」

「以前は似合っていた色が似合わなくなった」

このように色選びに悩んだ経験はありませんか?

ファッションやメイクを楽しむうえで色は重要なポイント。

どんな色を選ぶかでその人の印象はがらりと変わってしまいますから、

せっかくなら自分に似合う色を身につけたいですよね。

そんな似合う色が分からずオシャレ迷子になっている人におすすめなのがパーソナルカラー診断です。

今回は改めてどんなものなのかご紹介します。

 

生まれ持った肌色や質感で判断!パーソナルカラー診断とは

簡単に言うとパーソナルカラー=似合う色のことです。

パーソナルカラーは1940年代のアメリカで開発された色彩調整のシステムです。

そのベースには「カラー・コンディショニング」という建築やインテリアに色彩心理学を用いることで

快適な環境作りをするという考え方がありました。

これが1980年代に日本にも伝わり、心理的な利用効果につながるとして

現在のようなファッションやメイクに応用するスタイルになったようです。

 

診断材料は生まれ持った色素や質感

パーソナルカラー診断は好きな色やいわゆる「ラッキーカラー」とは違います。

またその人の性格やカラーリストの美的センスなどで決められるものではありません。

パーソナルカラー診断の材料となるのはその人が生まれつき持っている、

・肌色

・目の色

・髪の色

・肌の質感

といった色素や質感。

それらにどんな色がマッチするのか、

より魅力が引き立つのはどういった色合いなのかを客観的な情報によって判断していきます。

 

色のトーンを決める4つのポイント

パーソナルカラー診断は単純に「あなたにはピンクが似合う」と似合う色を限定するのではなく

、「ピンクはピンクでもどんなピンクが似合うのか」ということを判断するものです。

例えば「ピンク」の中には、鮮やかな色やくすみのある色、濃い色や薄い色…いろんな印象のピンクがあります。

この色の印象のことを色のトーン(色調)と言います。

つまり、パーソナルカラー診断で分かるのは自分に似合う色のトーンなのです。

以下は色のトーンを決める4つのポイントです。

 

1.色

赤、青、緑などの色味のことです。

2.明度

色の明るさをのことで、明度がもっとも高いのは白、逆にもっとも低いのは黒です。

高いほど明るい、柔らかい印象になります。

3.彩度

色の鮮やかさを指します。原色に近いほど彩度が高く目立ち、彩度が低いほど落ち着いた印象になります。

4.清濁

色の濁り度合いを指し、清色と濁色の2つに分類されます。

清色は原色、原色に白か黒が混ざったにごり感の少ない色です。

濁色は原色にグレーが混ざったにごり感の強い色です。

 

イエローベースとブルーベース

パーソナルカラー診断では4つのタイプに分類していきますが、その前の段階としてベースカラー診断を行います。

人の体の色は2つのベースカラーに分類されます。

 

イエローベース(ウォームトーン)

温かみがあり、黄みがかったオークル系の肌のことです。

ブルーベース(クールトーン)

青みがかったピンク系の肌のことです。

 

このイエローベース、ブルーベースをさらに

・ソフト(明るく柔らかな印象)

・ハード(深みがありクールな印象)

に分類したのが「スプリング」「サマー」「オータム」「ウインター」の4つのタイプです。

 

パーソナルカラーを知るための方法

■自己診断

ネットの診断サイトや雑誌や書籍で自分で診断する方法です。

無料で手軽に診断できるのがメリットですが、肌色や目の色など自分自身で確認するのは客観性に欠けるため、

正しい診断になりにくいようです。

■カラーの専門家による診断

色の専門家がいるサロンへ行き第三者の目で判断してもらう方法です。

客観的に見てもらえるので正しい診断がなされ、診断だけでなく、

ファッションコーディネートやメイクアップアドバイスなど

プラスαの提案を受けられるところも多いようです。

 

次回はパーソナルカラー診断のメリットについてご紹介いたしますね。